採卵後とhCGの変化
D20
基礎体温36.68℃
昨日は家に帰ってくる途中から腹痛が増して、家に着く頃には歩くのもやっとの状態になった
それでも何とか家までたどり着き、トイレに入ると出血が…
大丈夫なのか?と思いながらも寝れば何とかなると思って、とりあえず寝ることに
で、夜ご飯食べるために起きた以外ずっ〜と寝続けたら、今朝はお腹の痛みも出血も収まっている
寝るって大切だね〜
今日の予約は午前中1人、午後1人
身体を休めながら、のんびり仕事
会社辞めていなかったら今頃痛むお腹を抱えながら、昼休みも取れずに働き続けてたんだろうと思うと、辞めたのはいい判断だったとつくづく思う
さて、hCGの様子はどうなっているかというと
D18がhCG投与翌日
D19が見た感じでも一番濃いのだが、線が出たのも早かった
今日は、直後は目を凝らせば見えるかなぁというくらいな線の薄さだった
時間が経って濃くなったけど
この調子だと明日は、ほぼ線が出なくなるだろうと思う
さあ、そろそろ患者さんが来る時間なので、仕事頑張ってきます
採卵
D19
基礎体温36.82℃
体温上がりました
ロング法だから排卵することはほとんど無いと分かっていても少し不安になってしまった
でも、排卵していたとして、今できることはなにも無いので、とりあえず考えないことにする
昨夜は11時以降は絶飲食というプレッシャーから、水を飲み過ぎてしまい、夜中に2回もトイレに起きてしまった…
アホだな
今日の予約は9時15分
病院まで快速なら1時間45分、ただこの時間帯は恐ろしく混んでいて身動きが取れないくらいになるので、ブラの中の精子くんが心配なので、少し待って始発の各駅停車に座っていくことを選択
さらにスーパーに寄って、麻酔が覚めた後に食べる軽食を購入するため、6時40分に家を出た
久しぶりの早起き&絶食で頭が目覚めず、ぼんやりしたまま病院へ
ついたら術着(ガウン)に着替えて、点滴をする
この点滴が曲者でなかなかルートが見つからない
左見て、右見て、もう一度左見て、締めて、温めて、ようやく左内側に刺すことに
何とか刺さって無事点滴が出来たところで、トイレに行って採卵室へ
血圧と脈拍と血中酸素濃度を図るものをつけて、静脈麻酔開始
液を入れ始めたら、一気に口と鼻にむせるようなアルコール感が…
と、思っていたら眠りに落ちました
しか〜し、何故か採卵の時には眠りから覚めてしまい、バッチリ起きた状態で採卵
凄く痛いわけではなかったけど、たまにイテッとなりましたよ…
こうなると静脈麻酔でやる意味があったのかなぁと思ってしまうのだが、まぁやるせ無いので少しは痛みが軽減していたことにしておこう
採卵中に先生が数えていたのが聞こえて、右10個、左10個と言っていた
お〜!!
月曜に数えたよりも多い!
採卵台からストレッチャーに移動させてもらい、回復室のベッドに移動してもらう
この時、既に立ち上がれるくらいなんじゃ無いかと思うくらい、麻酔から覚めてしまっていた
回復室のベッドに移動してもらった直後に携帯いじっていたら、看護師さんに「全然大丈夫そうだね〜」と言われる
初めての全身麻酔だったけど、あんまり効かなかったのかなぁ??
そういや鼻骨骨折の整復手術の局所麻酔も全然効かなかったっけ
麻酔効きにくいのかも
トイレに行っても、水を飲んでも、軽食も食べても、吐き気も無く、お腹は痛い感じがしているけど、大丈夫そうだったので、帰ることに
「内診して、先生と話してからお帰りです」と看護師さんに言われ
内診室へ
先生「出血も無いし、お腹の中も大丈夫そうだね〜」
着替えて診察室へ
先生「右7個、左7個で14個採れました。どれか当たってくれるといいね〜」
本当にどれか1つでいいから当たって欲しい
採卵室で左右10個ずつ採ったのに、6個は空胞だったのかなぁ?
先生に聞きそびれてしまったので、次回タイミングが合えば聞いてみよう
次の診察は金曜日、受精したかどうかの確認をするらしい
順調に行けば、土曜日に初期胚移植、受精卵の状態が良ければ胚盤胞まで育てて月曜日に移植の予定らしい
まぁ、先ずは14個の卵たちが、無事に受精してくれることを願おう
それにしても、どんどんお腹が痛くなって来るんだけど大丈夫かなぁ
とりあえず家に着いたら大人しく寝てよう
hCGの影響もなく
D18
基礎体温36.28℃
今日は起きた時に大口開けてたので、これはどうなんだろうと、口を閉じて5分後に再計測したら36.42℃
昨日hCG注射したので、もしかしたら体温も上がるかなぁと思ったけど、上がらなかった
卵巣過剰刺激症候群ぽかったので、hCGで悪化するかもしれないなぁと思ってたけど、それも今のところは無く、むしろ昨日よりさらに調子が良い
まぁ、今日も旦那さん出勤後に二度寝したので、そのおかげかも
hCGの注射したってことは妊娠検査薬の陽性反応が出るかなと思って、朝一の尿でやってみた
結果はこれ↓
思ったより薄っすらしかでないし、すぐは出なくて時間が経ってから出る感じ
しかし、いつまで出るんだろうと気になるので、しばらく毎日やってみよう
さて、妊娠したらしばらくバレエは行けなくなると思って今日はバレエに
今日も他に誰もいなくてマンツーマンレッスン
先生の目が一身に集まるので、注意されまくりだったけど、楽しかった〜
そして、帰りは大宮駅から歩きで帰ってきたのだが、途中氷川神社に寄って最後の神頼み
相変わらず氷川神社はパワーが凄くて、参道を歩いていると、悪いものが全て流されるような気がした
明日は静脈麻酔で採卵なので、夜11時以降は絶飲食
うっかり水飲んでしまわないようにしなきゃ
今日は2回注射
D17
ブセレキュア21日目
hMG300単位11日目
基礎体温36.32℃
さらにhCG10000単位を夜11時過ぎに注射する
ということは、今日は2回注射
痛みには慣れてきたのだけれど、左右のお尻には、しこりが出来ていて、押すと痛い状態になっている
まぁ、それも今日で一旦お休み
採卵後も黄体ホルモンの注射があるから、束の間の休憩だけどね
さて、今日は旦那さんに出勤前の忙しい中、注射を打ってもらったんだけど、旦那さんの出勤後あまりに眠かったので、2度寝
そしたら、お腹の痛みが少なくなった
昨日の夜、ちょっとお腹が膨らんでいるように見えたんだけど、それも落ち着いた気がする
土曜に17km、日曜に7km
と結構歩いたので、今日は散歩もお休みしてゆっくりしよう
卵子の細胞膜と油
D15
ブセレキュア19日目
HMG300単位9日目
基礎体温36.35℃
今日もお腹は痛みがあるが、昨日より良くなっている
その代わり、卵巣あたりなのか、違和感というか存在感が…
まぁ、元気にたまごが育っているってことかな
さて、早速昨日の続き
卵子も細胞で、しかも生まれてから新しいものが作られない細胞だから、その細胞をいかに状態を良くするのかが大事だというのが昨日の話
ということで、まずは細胞の1番外側の細胞膜を良くするにはどうしたら良いかを考えていこうと思う
良くする前に、細胞膜の構造について
細胞膜はリン脂質という脂肪の二重膜構造になっている
リン脂質は色々種類があるが、主にグリセリン(またはスフィンゴシン)というアルコールが中心にあってその一方にリン酸、逆側に2つの脂肪酸が結合している
この結合している脂肪酸の種類によって細胞膜の流動性が変わってくる
飽和脂肪酸<単価不飽和脂肪酸<ω6多価不飽和脂肪酸<ω3多価不飽和脂肪酸の順に、流動性が高くなる
流動性が高いということは細胞膜が柔らかいということにつながるらしい
卵子の細胞膜の状態は受精に影響してくると考えられる
硬すぎれば精子が入り込めず、受精しにくい状態になるだろう
では、状態を変えると言われる脂肪酸の種類と、どんな油があるのかというと
①飽和脂肪酸(バター、ラードなど)
a.単価不飽和脂肪酸
・ω9(オリーブオイル、キャノーラ油など)→酸化しにくいので加熱調理に向く
b.多価不飽和脂肪酸
・ω3(DHA、EPA、エゴマ油、アマニ油など)→酸化しやすいので生で摂るのが望ましい
・ω6(コーン油、ひまわり油など)
多価の不飽和脂肪酸は体の中で合成する事が出来ないので、食べ物から摂取する必要がある
摂取するのはω6:ω3=4:1の割合で摂るのが望ましく、厚生労働省も推奨している
しかし、現在日本人はω6を過剰にとっている傾向にある
例えば、加工食品などで成分として植物性油脂と表示されているものはほとんどがω6であり、揚げ物、炒め物で使用されている油もほとんどがω6である
それに反してω3は、魚を以前より摂らなくなって不足する傾向にある
ということは、ω6はこれ以上意識して摂る必要がなく、ω3を意識して摂っていく必要があるということ
つまりは、ω3が足りずに細胞膜が硬くなり、受精しずらくなっているなっている人も増えていて、それを改善するためにはω3を摂った方が良いということ
また、ω6は炎症を強め、ω3は炎症を抑制するので、生理痛がひどい人も意識して摂取した方が良い
摂取量として厚生労働省が推奨している量は1日2g
アマニ油だと含有量がだいたい60%前後なので、1日に3〜4gティースプーン1杯程度かな
サバ100gでDHA1781mgEPA1214mg、さんま100gで1398mgEPA844mg
焼くと20%程度失われるので、サバ100gだと少し多いけど、さんま100gで少し足りない感じ
ちなみに摂りすぎも、心疾患など弊害があるので、摂れば摂るほど良いというわけでは有りません
何事も適量が大切です
卵子も細胞
D14
ブセレキュア18日目
HMG300単位8日目
基礎体温36.63℃
お腹は痛みが増している気がするが眠れないわけでも、動けないわけでもないので、まぁ大丈夫
先日の整体の講習会の、妊活に何故油が大事かという話で目から鱗だったのが卵子も細胞だということ
当たり前のことなのだけど、その考えが抜けていましたね〜
ということで、卵子と精子がどのように出来ているか調べててみた
卵子は卵原細胞が成長して卵母細胞になり、それが減数分裂して、4つに分裂、そのうち1つが卵子になり、残り3つは極細胞になって放出される
一方精子は精原細胞が成長して精母細胞になり、それが減数分裂して、4つに分裂、そのまま4つの精子になる
また、卵原細胞は体細胞分裂で増えるのだが胎児期(お母さんのお腹にいるうち)に分裂は終了し、それ以降は減る一方で増えることがない
一方精原細胞は思春期に入ると絶えず分裂してストックを作るようになる
さらに、卵子は胎児期に既に減数分裂に入った段階(倍化が終わった段階)で休眠状態になり、LHサージによって(排卵直前に)分裂が再開し、また第2減数分裂の途中で休止し、受精のタイミングで再開して、最終的に出来上がる
というのを見ると、なんだか卵子は複雑だし、繊細だなぁという印象を受けた
どんどん新しい細胞が作られる精子と違って、胎児期から新しいものが作られない卵子
もちろん細胞自体の経年劣化は免れない
しかし、新しい細胞は出来ないものの、卵細胞の周りには多数の血管があり、老廃物の回収と栄養の供給を行って代謝している
ということは、なるべく卵細胞にとって悪いものは排泄し、良いものを取り入れ、今ある卵子を守っていくことが大事ということだ
その中で、細胞の膜の状態を良くするために大事なのが油の質という話なのだが、長くなったので、続きはまた後で